|
|
|
|
|
|
|
>>English |
第1回メディカル・ウェルフェアカフェ
(やさしい医療福祉講座&お茶会) |
メデイカル・ウエルフェアカフェ(やさしい医療福祉講座&お茶会)開催にあたり一言ごさいさつをさせていただきます。
デンマークの行政官だった「ニルス・エリック・バンク−ミケルセン」は、「ノーマリゼーション」という用語と考え方を、世界ではじめて福祉政策の中に織り込み、行政に反映させた人です。
「ノーマリゼーション」という思想の基本は、人びとに「自由、平等、博愛、連帯」を呼び掛けるものです。 |
|
その目的は、障がいのある人ひとりひとりの人権を認め、取り巻いている環境条件を変えることによって、生活状況を、障がいのない人の生活と可能なかぎり同じにして、「共に生きる社会」を実現しようとするものです。
私は、この考え方に深く感銘を受け、ノーマリゼーションを普及するための活動をしてまいりました。
この考え方にご賛同いただきました私の生まれ故郷の秋田県能代市の障がい者の家族会と共に活動するために、NPO法人を設立されております。
この団体の理念は、「生まれてきた人、誰もが、尊重され、人間らしい生活をおくれる社会づくりを目指して、「ノーマリゼーション」の実践理念の基に、身近な場所で必要な地域医療、地域福祉、地域教育のサービスを受けながら、安心して暮らせる地域づくりをすすめる。」ということです。
そこで、今後、当団体が、障がい者への地域で生活していくためのサービスを提供するなどの実践活動の参考にするために、原則として毎月1回、医療、福祉、教育などについて全国から著名な講師を秋田県能代市にお招きし、「メデイカル・ウエルフェアカフェ(やさしい医療福祉講座&お茶会)」を開催することになりました。
せっかくの機会ですので、会員以外の方にもご参加していただけるようにしたいと考えております。
あくまで、なごやかな雰囲気の中で納得するための質問の時間をとるために、少人数での講座となりますので、お申し込みはお早めにお願いいたします。
地域に障がい者のための支援サービスを整備しない事は、障がい者のアパルトヘイトに加担していることになります。
どんな国に生まれても、どんな地域に生まれても、障がい者の生活状況が、障がいのない人と可能なかぎり同じにして、「共に生きる社会」を実現できるよう心よりお祈りするとともに、微力ながら残りの人生をこの活動に費やしていきたいと考えております。
あいさつの最後に、最愛の方に、命の最前線で体をはって命を守るためにがんばっているあなたに、本当に尊敬しております。
私は、ノーマリゼーションの活動のために、今日まで全国、全世界のどこに出かける時など常に、気持ちの中では、いつもあなたと一緒と思って多くの苦難を乗り越えて参りました。
しかし、今後は、どうしてもあなたの協力が公私共に必要となります。
どうぞ、あなたのご協力を心よりお願いいたします。
「ノーマリゼーション」の定義などの文書は、東海大学の花村春樹教授のお言葉を使用させていただきました。
故バンク−バンクミケルセンのお写真は、私自身、長らくご親交させていただいております、デンマーク在住の「バンク−ミケルセン記念財団」代表で「日欧文化交流学校」校長の千葉忠夫先生より、直接いただいたものです。
また、当団体のマークは、国際連合が1981年を国際障害者年として「完全参加と平等」をテーマとしたときのものを使用させていただきました。 |
平成22年11月吉日
代表 石川 清一 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■日本本部
東京都千代田区鍛冶町
1-6-17
合同ビル6階
TEL:03-5256-6143
FAX:03-5256-6858 |
|
■北日本支部
秋田県秋田市手形山中町
12-22
TEL:018-838-6828
FAX:018-838-4828 |
|
|
|
|
|
Copyright
(C) 2010 NPO Normalization service group. All Rights Reserved. |